■□■□  島田市地元の建築家ユニット【コバヤシ建築】でつくる木の住まい ■□■□

  『 在来木造 木組みの家 』 島田市内【 Aさんの家 】

                                  No3          2008年春 完成 
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 Web上で完成直後のお宅をご覧頂いているのは島田市「Aさんの家」ゆとりの床面積60坪。おばあちゃんが使うエリアには8畳と6畳の2間続きの和室に4尺巾の広縁がついており、さらにその突き当りに洗面コーナーを設けた。神棚の下のスペースはタンス置き場と思いきやベッドコーナーであった。足腰に負担を掛けない様ににという配慮と、不意の来客時に建具を閉めれば寝具が簡単に隠せるようにという施主の要望からだ。
島田 工務店 コバヤシ建築 A邸 島田 工務店 コバヤシ建築 A邸 島田 工務店 コバヤシ建築 A邸 島田 工務店 コバヤシ建築 A邸
▲見所は杉の無垢の天井板で、「うづくり」の板材を工場であらかじめ「目透かし」になるようパネル化してきており、猿頬(エテ)に面をとった竿縁でそれを支えている。よくあるのが「いなご天井」という納め方だが、それは天井板を重ねて下から竿で抑えるという方法。これなどはまだ分かりやすいが、間仕切り部分の鴨居を通常1寸5分の厚みのものでやることが現在のほとんどの工務店やメーカーの納め方なのだが、ここでは4寸角の桧の柱材を鴨居に使ってしまうという方法で、どちらかというと古民家の差し鴨居の納めに近い。当然、付け鴨居などの一連の横材もそれに習う。これも柾目ではなく板目使いだ。これをぴたっと付けねばならない大工さんは大変で、よほど年季の入った大工さんでないと嫌がるから、それをやってもらえるようにうまく頼むのも私たちの重要な仕事だ。
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 と、まあ恐らくお客さんにしてみればわけが分からないだろうし、そこまでやる必然性はまったくないかもしれない。この説明を聞いても専門用語だらけで何のことやらチンプンカンプンだと思う。でも、ある意味、現場は表現の場であるし、技術の継承の場でもある。だから私たちは常に真剣だし、お客様に対し感謝の念を忘れないようにしなければいけないのだが、どうしても忙しさにかまけて態度が横柄になりがちだ。反省。反省。
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▲2階の階段ホール部。みがきの丸太梁を化粧で見せる。階段手摺は幕板格子で軽快に納めている。吹き抜け部の窓の管理が出来るように、また階下が暗くならないよう床を「スノコ」にしてある。これをキャットウォークといいます。住宅には「犬走り」と「キャットウォーク」と言って、犬が走る所と猫が歩く所があるのです。
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▲ロフトを収納に当てている。 ▲これは部屋に取り込んだロフト
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