■□■□ 島田市地元の建築家ユニット【コバヤシ建築】でつくる木の住まい ■□■□
『 古民家の再生 』 島田市内【 アートスペース合同船 】
No02 2003年〜 |
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| 「合同船」とは仏教の言葉で、仏の慈悲(船)に乗って皆共に涅槃(ねはん)の岸に到達できるということを意味するそうです。この建物は廃屋になったものを現在のオーナーさんが買い取り、大々的にリフォームをしてからしばらく経っているそうですが、雨漏りがひどいので屋根の修理をして欲しいとの依頼でした。築100年近くにもなりますと屋根を支える「垂木(たるき)」も長期荷重に耐えかねて、木がたわんで来ます。2枚目の画像は古い屋根と増築部分の新しい屋根瓦が並んでいる様子ですが、古い屋根の方は屋根そのものがうねってしまっている様子が分かるかと思います。 |
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このあたりの山間部でも昭和初期の時代には養蚕業が盛んだったらしく、屋根裏には蚕(かいこ)さんを飼っていたようです。蚕棚(かいこだな)になっていました。屋根替え工事とは古い瓦を葺き替えることを指し示しますが、このように下地の痛みがひどい時には、屋根下地からそっくり取り替えることも行われます。雨の少ない冬期に行われる、非常に神経を使う大工事です。さすがに古い建物だと感心したのは、垂木を止めつけていた釘がいわゆる「和釘」であったこと。釘と言うと普通、軸が丸く頭が平らなものを思い浮かべますが、これは明治時代以降に入ってきたいわゆる洋釘です。和釘は現在でも神社仏閣・城郭などの古建築物の修理復元には無くてはならない物です。こうして実物に出会って、ちょっと感激しました。
和釘に関しておもしろいページを見つけました。
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