| 建築物の部位で建物を支える材料を構造材といいます。木造ですと主なものに桧、杉、松などがあります。これらは土台、柱、梁などに使います。裏の山に生えているもの、言い換えると最も身近に豊富にあるものを先人たちは品質を選りすぐって使っていました。その「構造材」に対し、開口部の枠や鴨居敷居、手摺、見切りになる縁、床の巾木、その他意匠的なこまごまとしたものを「造作材」といいます。ハウスメーカーですとこの「造作材」のほとんどを木屑の圧縮材に塩ビの化粧シートを貼り付けたもので代用しています。人口が増え消費がたくさんあった時代にはこのように工場で品質を極力均等に大量につくることがよいことだとされていました。これが堺屋太一のいうところの「人間のやさしい英知」ですが、少子化が叫ばれ消費が落ち込み、さらには環境のために省資源を考えてものづくりをしなければならない時代が到来しました。多少高価でもよいものを長く使う。そんな時代の幕開けです。 |
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| ▲ホール天井。白桧の小幅板 ▲階段は我々がもっとも大事に設計するところ。 |
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| 現場ごとに挑戦が続く。 |
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| ▼ブナの木で作った食卓テーブル。1年経ったら真ん中のジョイント部で乾燥により縮んでしまった。さっそく工場へ持ち帰り修繕だ。無垢の木は扱いが大変だ。 |
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| ▲若い大工さんにとって、こういう経験が出来る職場も少なくなってきているからお客様に感謝だ。こういう智恵、技術を後世に伝えていこう。 |
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