Mさんの家 02/2 伊豆修善寺  2006年冬

                                         MIddle Winter 2006 in Syuzenji Izu City                
                                                        
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都市部ではめっきりと減った、二間続きの和室。SE構法で建つ場合、柱は全て集成材です。でも、和室の意匠として、どうしても無垢の柱を見せたい場合がある。そんな時にはどうしているのか。
実は構造的に必要な柱を集成材で、また造作(飾り)柱には無垢の桧材などを使います。「そんなことを勝手にしてもいいのか。」って?そこで出てくるのが構造計算による力学的な裏づけです。この一棟一棟、構造計算して確実な安全を得るというのがSE構法のポイントの一つなのです。ちなみに造作柱は力学計算上カウントしておりません。構造的には集成材のみで建物が成り立ってることになります。
さて、木材は本来、一本一本に個性があります。スチール(鉄)やコンクリートなどの均質に出来た工業製品とはちがい、その材料が持つ強度などにバラつきがあるわけです。そんな材料を使っては、せっかく構造計算による設計をしても、完成した建物の構造性能の品質がバラバラになってしまうのではないのでしょうか。
そこでSE構法では、そのバラつきを少なくするために品質、性能の均質な集成材を使います。エンジニアリングウッドと呼んでいますが、これにより構造計算された品質を忠実に実現するのです。
小屋裏を有効利用するためにロフトを計画する場合、建物の構造をよく分かった設計者にお願いしたほうが良いと思います。小屋裏は本来、屋根を支持する構造材で構成されてますので、居住できるようなスペースはもともと有していないのです。そこで小屋柱を抜き、余分な火打ち梁をとり、スジカイをやめ、などして空間を広げて行くわけです。もし出来れば現場の木工事に精通している設計者か、大工職に相談した方がよいと思います。この点でもSE構法であれば安心です。
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四季のうつろう木のすまい
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