断面の大きい木材は表面は焦げても内部はしっかり。木はある程度以上の厚さがあれば、表面が焦げるだけでそれ以上はなかなか燃えません。表面の炭化層が断熱材の役割を果たすため、内部の木が熱分解して可燃性ガスが発生するのを防ぐからです。
右は出火して55分間経過した木材断面。炭化の深さはわずか30mm程度にすぎないことがわかりました。
耐火性に優れた木材と燃えしろ設計で安全を確保
鉄骨の場合、約500度の温度で柔らかくなり、アメのように曲がります。しかし木村は表面が焦げても、その焦げた炭化層が酸素や熱伝導を遮断して内部の燃焼をくい止めます。そして燃焼しきらない芯の部分だけで構造バランスが取れるよう設計しているため、万が一、火事に見舞われても建物が燃え崩れることはありません。
SE構法で採用している集成材を60分間燃焼し続けても、芯は燃えることがなく構造体の安全性を確保します
SE構法の集成材は火災に対しどうか?